はじめに
誕生から成長していく過程で、様々な行事・イベントが待っています。大切なお子さんと一緒に、思い出を1つでも増やしていけるといいですね。我が家でも、ほぼ全ての行事とイベントを、妻と双子の娘と楽しみました。実家の両親を巻き込むことで、より楽しく良い、良い親孝行にもなりますので、ぜひ楽しんで実施してください。
大前提として、産後のママの体調、赤ちゃんの体調、を最優先に考えること!
無理をしない、やるやらないも自由。両親やパートナーと相談しながら、進めてくださいね。
行事・イベント
生後7日目|お七夜・命名式
お七夜(おしちや)とは、赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に行う祝いの行事です。赤ちゃんの健康と幸せを祈るだけでなく、名前を正式に披露する命名式(めいめいしき)を一緒に行うことも多いです。地域や家族によって行い方は異なりますが、一般的には家族や親族が集まり、食事を囲んで祝います。
お七夜の基本的な流れ
- 挨拶
祖父母を招待する際は、挨拶から始めます。 - 命名式
赤ちゃんの名前を書いた命名書を披露し、家族として迎える儀式です。 - 祝いの食事
縁起の良い料理を用意したり、ケーキを用意したりと、家族の好みでアレンジします。 - 手形・足形
赤ちゃんの手形や足形を取るのも、お七夜の定番です。 - 記念撮影
家族みんなで記念撮影をします。
お七夜の由来
昔は、生活環境や栄養状態が悪く、生まれたばかりの赤ちゃんが亡くなることが多かったため、無事に7日目を迎えることが一つの節目とされていました。そこで、赤ちゃんの成長を願って、名前を正式に披露するお祝いを盛大に行うようになったのが、お七夜の始まりとされています。
お七夜の数え方
お七夜の数え方は、生まれた日を1日目として数えますので、7日目の夜に行います。
母子手帳などで一般的に使われる数え方(産後◯日)では、赤ちゃんが生まれた日を0日目と数えるため、注意が必要です。
(1月1日に生まれた赤ちゃんの場合)
産後7日は「1月8日」ですが、お七夜は「1月7日」になります。
お七夜の服装
赤ちゃんには、セレモニードレスや袴風のロンパースなどを着せるのがおすすめです。
家族の服装は、特別なものではなく、普段着でもきちんと感のあるものが良いでしょう。
お七夜を行うタイミング
お七夜は、必ずしも生後7日目である必要はありません。
ママや赤ちゃんの体調を優先し、無理なく行えるタイミングで行うのが良いでしょう。
その他
- お七夜は、地域や家族によって行い方が異なるため、事前に両家に確認しておくと安心です。
- お七夜の費用は、家族の人数や食事の内容によって異なりますが、一般的には1万円〜3万円程度です。
- お七夜の準備は、お祝いの食事や命名書、手形・足形など、比較的簡単なものから始めるのがおすすめです。
生後1ヶ月頃|お宮参り・初宮参り
お宮参り(おみやまいり)・初宮参り(はつみやまいり)とは、赤ちゃんが生まれたことを神様に報告し、健やかな成長を祈る日本古来の行事です。生後1ヶ月頃、氏神神社に参拝し、ご祈祷を受けるのが一般的です。
お宮参りは、無事に出産できたことへの感謝と、赤ちゃんの健やかな成長を願うとともに、忌み明けの儀式としても行われます。
お宮参りの時期は、地域や家族の事情、赤ちゃんの体調などを考慮して決めますが、伝統的には男の子は生後31~32日目、女の子は生後32~33日目とされています。
お宮参りの当日は、神社での参拝・ご祈祷、記念写真撮影や食事会などをセットにするのが一般的です。
お宮参りの流れは、神社で受付を行い、ご祈祷を受け、その後記念写真撮影や食事会を行うなど、地域や家族によって様々です。あらかじめ、神社に連絡の上、確認をしてみてくださいね。
お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事。家族みんなで参加し、赤ちゃんの誕生を祝い、これからの成長を願う良い機会になるでしょう。
お宮参りの服装については、赤ちゃんの服装は祝着(のしめ)やベビードレスが一般的。ママや祖母は和装や洋装、パパや祖父はスーツが一般的です。
お宮参りの費用は、地域や神社によって異なりますが、一般的に初穂料(ご祈祷料)や食事会費用などがかかります。
お宮参りは、地域や家族の事情に合わせて、柔軟に考えてよいでしょう。必ず伝統的なしきたりを守らなければならないわけではありません。
氏神神社って?
氏神神社とは、自分が住んでいる土地の氏神様を祀る神社のことで、その神社周辺に住む人々を氏子と呼びます。
元々は血縁関係のある一族が自らの祖先神や縁の深い神様を氏神として祀っていたことから派生しました。現在では、地縁関係にある人々も氏神としてその神様を祀り、地域社会の守り神として大切にされています。
氏神神社は、地域の伝統行事や人生の儀礼(お宮参り、七五三など)に参拝する場所としても重要であり、地域住民の精神的な支えとなっています。
生後100日|お食初め・百日祝い
お食い初め(おくいぞめ)・百日祝い(ももかいわい・ひゃくにちいわい)とは、赤ちゃんが生まれて100日目頃に行う、将来食べるものに困らないようにという願いを込めた伝統的な儀式です。赤ちゃんが初めて箸を使って食事をする真似をするのが特徴です。
お食い初め・百日祝いの基本的な流れ
- お祝い膳の準備
尾頭付きの鯛、赤飯、煮物、吸い物、香の物などを盛り込みます。また、歯固めの石も用意します。 - パパorママが赤ちゃんを抱っこ
赤ちゃんを抱っこし、お祝い膳の前に座ります。 - 食べる真似
お祝い膳の料理を箸でつまみ、赤ちゃんの口元に軽く触れさせ、料理を食べさせる真似を3回繰り返します。 - 食べる順番
ご飯→吸い物→ご飯→魚→ご飯→吸い物です。 - 歯固めの儀式
箸で歯固め石に触れた後、赤ちゃんの歯茎に優しく当て、「丈夫な歯が生えますように」と願います。 - 挨拶
儀式の最後に、養い親から参加者への挨拶を行います。
その他
- 参加者
祖父母や親族を招いて祝うのが一般的です。 - 費用
一般的にはママパパが負担します。 - 祝い金
祖父母からの祝い金の相場は、1万円程度です。 - 内祝い
参加者への内祝いも準備しておくと良いでしょう。
生後6ヶ月|ハーフバースデー
準備中
生後初の正月|初正月
初正月(はつしょうがつ)とは、赤ちゃんが始めて迎えるお正月のことで、昔は数え年で2歳になる日とされていました。現在でも、赤ちゃんが病気にかかることなく、無事に成長することを願って、お祝いする風習があります。
男の子には「破魔矢(はまや)」、女の子には「羽子板(はごいた)」を贈りましょう。
生後初の3月3日(女の子)|初節句
女の子の初節句(はつぜっく)は、3月3日にお祝いをします。ひな祭りとして知られ、女の子の健康と幸せを願う行事です。
ちなみに、3月3日は、五節句の1つ「上巳の節句(じょうしのせっく、じょうみのせっく)」にあたり、桃の節句、雛の節句、とも呼ばれています。
初節句(3月3日)について
- 何をするのか
雛人形を飾り、食事会を開いたり、親戚や知人を招いて食事をしたりして、女の子の健やかな成長を願います。 - 由来
3月3日は、旧暦では桃の花が咲く時期で、桃には邪気を払う力があるとされたことから「桃の節句」と呼ばれるようになりました。 - 雛人形を飾るタイミング
一般的に、立春を過ぎた頃から飾る家庭が多いですが、初めて迎える初節句では、1月上旬から飾る家庭もあります。 - 食事
ちらし寿司、菱餅(ひしもち)、ハマグリのお吸い物など、縁起の良い料理を食べるのが一般的です。 - お祝いの品
お祝いは、赤ちゃんのお母さんの実家側から用意するのが一般的ですが、両家で相談したり、費用を折半したりすることもあります。 - その他
ひな祭りが終わるとすぐに雛人形をしまう風習がありますが、慌ててしまう必要はありません。3月3日から4月上旬までの間に、天気の良い日にしまうのが良いでしょう。
生後初の5月5日(男の子)|初節句
5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」、男の子の初節句です。男の子の健やかな成長と立身出世を願って、五月人形や鯉のぼりを飾ったり、家族でお祝いする風習があります。
初節句(5月5日)について
- 何をするのか
五月人形を飾ったり、鯉のぼりをあげたり、菖蒲を飾ったりする風習があります。家族や親戚と集まって、ちまきや柏餅を食べながらお祝いする家庭も多いです。 - 飾り物について
五月人形:鎧兜や武者人形などを飾ることで、男の子の健やかな成長と厄除けを願います。
鯉のぼり:鯉が滝を登り、竜門を越える伝説にちなみ、立身出世を願って飾ります。
菖蒲:邪気を払うとされる菖蒲を軒下に飾ったり、菖蒲湯に入ったりする風習があります。 - 飾り物のタイミング
お彼岸が明けてから飾るのが一般的ですが、初節句の場合は、地域によって3月上旬から飾ることもあります。また、飾る時期やしまう時期は、六曜を気にされる方もいますが、基本的には、5月5日前後に飾ったり、しまうようにすると良いでしょう。 - その他
5月5日は、端午の節句だけでなく、「こどもの日」でもあります。子供の人格を重んじ、幸福を願うとともに、お母さんに感謝する日でもあります。端午の節句とこどもの日、両方の意味を込めて、楽しくお祝いしてください。
生後1年|初誕生日
準備中
3歳・5歳・7歳|七五三
準備中
手続きなど
生後〜14日以内|出生届・出生証明書の提出
準備中
予防接種
準備中